交通事故で負った後遺障害の種類

高次脳機能障害

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高次脳機能障害というのは頭部外傷や脳血管障害などによって脳が損傷を受けることによる後遺症のことです。これによって、記憶障害や注意障害、社会的行動障害、遂行機能障害などになってしまいます。これらは認知障害と呼ばれています。その結果として、日常生活や社会生活に大きな支障をきたしてしまうでしょう。

悩む女性具体的な症状として、たとえば記憶障害になってしまうと物の置き場所を忘れてしまったり、新しいことを覚えられなくなります。そのため、何度も同じ質問をしてしまったり、同じことを繰り返してしまう可能性があります。

注意障害というのはミスばかりしてしまうことです。ぼんやりとしていて、2つのことを同時にできません。そのため、日常生活に影響が出てしまうでしょう。遂行機能障害とは自分で計画を立ててそれにしたがって行動することができないことです。他人に指示をしてもらわないと何もできなくなってしまいます。そのため、いきあたりばったりな行動を取ってしまうでしょう。

病識欠如というものもあります。こちらは自分が障害を持っていることを認識できなくなる症状です。そのため、障害がないかのようにふるまってしまいます。

このような症状があるのが高次脳機能障害です。

遷延性意識障害

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ベッド遷延性意識障害とはいわゆる植物状態のことです。交通事故によって植物状態に陥ってしまうケースがあります。この場合でも慰謝料を請求することができます。ただし、被害者自身がお金を受け取ることはできません。この場合は後見人を選任することになります。

この遷延性意識障害の定義としては、自力移動が不可能であり、自力接触が不可能であることという項目があります。他にも糞や尿失禁がある、意味のある発語が不可能である、意思疎通は不可能であり、眼球は動かせても認識しないといった項目があります。治療を続けてもこれらの症状が続いてしまう場合には遷延性意識障害とみなされるのです。

大脳の組織が壊死したり損傷することによって引き起こされます。こちらは脳死とは異なります。脳死というのは生命維持をするための機能が損傷してしまっているのですが、遷延性意識障害の場合は生命維持に必要な機能は残っているのです。そのため、実際に遷延性意識障害になったけれども回復したというケースもあります。

こちらの障害になってしまうと常に介護が必要となるでしょう。そのため、お金がかかってしまいます。その負担を軽減するためにもしっかりと損害賠償金を請求することが重要となります。

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上肢機能障害

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上肢は人間の体の3大関節である肩関節と肘関節、手関節、さらに手指の部分のことです。そして、後遺障害においては肩関節と肘関節、手関節は上肢3大関節と呼ばれており、手関節よりも先の部分は手指として別途に取り扱われています。

上肢障害上肢機能障害というのはこの上肢3大関節に障害が残ってしまうことをいいます。これは上肢としての用をなさなくなってしまった状態、あるいは関節として機能を果たさなくなった状態、あるいは関節の機能に障害が残っているもののことです。簡単に説明すれば、上肢機能障害というのは上肢部分である3大関節のいずれから動かなくなってしまったり、動きが制限されてしまうことです。あるいはすべての関節が動かなくなってしまうこともあります。

他にも上肢機能障害には欠損障害や変形障害というものがあります。欠損障害というのは、上肢一部が失われてしまった状態のことです。事故によって体の一部が欠損してしまうことがあるのです。変形障害というのは、事故によって関節が変形してしまうことです

上肢機能障害というのはこのような3つの障害が残ってしまうことです。それぞれに等級認定を受けることによって、その等級に応じて慰謝料を請求できます。

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交通事故の後遺障害

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事故交通事故の件数は昔に比べると減っているのですが、それでも多くの人が被害にあっています。歩行者や自転車などにとって自動車と接触するというのはとても危険なことです。あるいは車同士が衝突するような事故だったとしても被害は大きなものになりやすいでしょう。大きな力が加わってしまうため、それによって怪我をしてしまう可能性があります。最悪の場合は死に至ることもあるでしょう。

交通事故にあって怪我をしてしまった場合、その症状が回復しないことがあります。あるいは、一見軽症に思ってもあとからさまざまな症状が出てしまい、それが残ってしまうことがあります。回復せずに残ってしまう症状のことを後遺症といいます。そして、交通事故被害の後遺症は後遺障害と呼ばれます。

もし交通事故にあってしまい後遺障害が残ってしまえば、これからの人生にも大きな影響を与える被害を受けてしまうことになるでしょう。後遺障害にはいろいろな種類があります。体のあらゆる部分について後遺障害が残ってしまう可能性があるのです。後遺障害には等級というものがあり、どのような障害が残ったのかによって慰謝料の額は変わってきます

こちらでは交通事故によって生じてしまう後遺障害について説明しましょう。どのような後遺障害が存在するのかを解説します。いろいろな後遺障害があることが分かるでしょう。ぜひとも参考にしてください。どのような障害が残るのかはそれぞれかなり異なります。その特徴を教えましょう。

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